一説によるとインフルエンザの原因はウイルスで、風邪の原因は細菌なのだそうです。そして、ウイルス・細菌・菌類・バクテリアなどを総称して微生物というそうです。
どれも似たようなものですが、今回はそれぞれの違いを簡単に説明します。
◎ウイルス
微生物の中で、細胞を持たないものをウイルスといいます。細胞は持ちませんが増殖することはできるのがウイルスです。
◎細菌
固い細胞壁がある単細胞の生物です。俗に言う腸内細菌がこれにあたります。ウイルス同様に増殖することができます。
◎菌類
菌類とは、カビ・キノコ・酵母などの総称です。キノコや納豆菌など、わたしたちに最も身近な微生物です。
◎バクテリア
バクテリアとは細菌のラテン語の呼び名なので細菌と同様のものです。最近では『人食いバクテリア(壊死性菌膜炎)』という恐ろしい感染症でよく耳にする微生物です。